損保ジャパン日本興亜は2019年8月17日から、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の一般会員を対象に、報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」の提供を開始した。
同保険では、業務妨害行為に該当するような報酬未払い等、法的トラブルに対応する際の弁護士費用が補償される。また、電話相談窓口では、フリーランス(注)の報酬トラブル等に関する相談に対して適切なアドバイスを実施し、速やかな解決を支援する他、当事者間でのトラブル解決が困難な場合は、日弁連リーガル・アクセス・センターを通じて、全国各地の弁護士会から弁護士を紹介。法的対応を行った場合、かかった弁護士費用が保険金として支払われる。
(注)「フリーランス」とは、会社や組織に所属することなく、個人で仕事を請け負う働き方のことを指す。求められる技術やコンテンツを契約ごとに提供し、その対価としての報酬を受け取るというシンプルな契約形態。近年、フリーランスで働く人口は増加傾向にあると言われている。インターネット環境が全国的に向上したことや、クラウドサービスの浸透、シェアオフィスの概念が定着しつつあることなどにより、時間や場所にとらわれない仕事の仕方やフリーランスという職種が広く注目されるようになってきた。